土木の資格一覧
(従事するために必須となるもの)

土木資格一覧

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〈資格取得の意義について〉

※業務上において接する相手方に対して、自身や会社の技術力を説明し、安心して信頼してもらう必要がある。
 また、工事資格の裏付けとなる技術力は、相手に対して信頼関係を築くための最適な手法となる。

① 1級土木施工管理技士

難易度

難

実務経験必要

受験資格

※下記のうちどれかひとつ

【学歴での実務経験】

  • 大学、専門学校:指定学科(3年以上)、指定学科以外(4年6カ月以上)
  • 短期大学、高等専門学校、専門学校:指定学科(5年以上)、指定学科以外(7年6ヶ月以上)
  • 高等学校、中等教育学校、専門学校:指定学科(10年以上)、指定学科以外(11年6カ月以上)

【2級土木施工管理技術検定合格者での実務経験】

  • 2級合格後の実務経験 5年以上

実務経験

※土木分野での土木の知識、技術や土木施工管理の実務経験が必須

  • 大学、専門学校:指定学科(3年以上)、指定学科以外(4年6カ月以上)
    • 実務経験5年以上
    • 特定実務経験(※2)
      1年以上を含む実務経験3年以上
    • 監理技術者補佐としての実務経験1年以上
  • 2級第二次検定合格後
    • 実務経験5年以上
    • 特定実務経験(※2)
      1年以上を含む実務経験3年以上
      (1級第一次検定合格者に限る)
    • 監理技術者補佐としての実務経験1年以上

取得後の利点

  • 業務を行う上で必須の資格
    • 担当技術者として登録するため、従事する業務でのポジションがあがる
  • 給与アップ
  • 自己のスキルアップ

取得のための勉強方法とアドバイス

  • 施工管理経験者は過去の工事内容を振り返り学習する
  • 過去の問題をくり返し解く
  • 実務経験論文の作成と添削

一度解いた問題でも、時間が経つと忘れてしまうので、同じ過去問でも1冊を何周もすることが大切です。
過去5年くらいの過去問題集から出題内容や傾向を読み解き、同じ問題を正確に回答できるようにすると、合格への近道です。

筆記試験は、過去の実務経験を振り返り、課題や解決策、結果がどうであったかを簡潔にまとめておくと良いです。
さらに資格取得した先輩に記述式の回答案(経験した内容)を先輩に添削してもらうと更に効果的です。

② 1級土木施工管理技士補

難易度

易

実務経験不要

受験資格

  • 満19歳以上であれば、だれでも受験可能

実務経験

  • 不要

取得後の利点

  • 業務を行う上で必須の資格
    • 担当技術者として登録するため、従事する業務でのポジションがあがる
  • 給与アップ

取得のための勉強方法とアドバイス

  • 過去の問題をくり返し解く

過去問対策が合格への近道です。
傾向を読み解き、同じタイプの問題が出たときに確実に回答できるようにしましょう。

③ 2級土木施工管理技士

難易度

普

実務経験必要

受験資格

※下記のうちどれかひとつ

【学歴での実務経験】

  • 大学、専門学校:指定学科(1年以上)、指定学科以外(1年6カ月以上)
  • 短期大学、高等専門学校、専門学校:指定学科(2年以上)、指定学科以外(3年以上)
  • 高等学校、中等教育学校、専門学校:指定学科(3年以上)、指定学科以外(4年6カ月以上)

実務経験

  • 2級第一次検定合格後、実務経験3年以上
    (建設機械種目については2年以上)
  • 1級第一次検定合格後、実務経験1年以上

取得後の利点

  • 業務を行う上で必須の資格
    • 担当技術者として登録するため、従事する業務でのポジションがあがる
  • 給与アップ

取得のための勉強方法とアドバイス

  • 過去の問題をくり返し解く

過去問対策が合格への近道です。
傾向を読み解き、同じタイプの問題が出たときに確実に回答できるようにしましょう。

④ 技術士※総合技術監理部門、建設部門

難易度

激ムズ

実務経験必要

受験資格

※技術士補での登録、または技術士1次試験合格が必須

  • 指導技術士の下で4年を超える期間の実務経験を積む(総合技術監理部門を受験する場合は7年)
  • 優れた指導技術者の下で4年を超える期間の実務経験を積む(総合技術監理部門を受験する場合は7年)
    指導技術者は一定の要件を満たせば技術士でなくても良い
  • 7年を超える期間の独自の実務経験を積む(総合技術監理部門を受験する場合は10年)

実務経験

  • 受験資格と同じ

取得後の利点

  • 業務を行う上で必須の資格
    • 担当技術者として登録するため、従事する業務でのポジションがあがる
  • 給与アップ
  • 自己のスキルアップ

取得のための勉強方法とアドバイス

  • 施工管理経験者は過去の工事内容を振り返り学習する
  • 過去の問題をくり返し解く
  • 実務経験論文の作成と添削
  • 国土交通白書を読み込む

その他

  • 資格取得後の登録が必要
    ※登録はご自身でしていただきますが、登録に必要な登録料などの諸費用は会社負担となります。

⑤ 技術士補※建設部門

難易度

普

実務経験不要

受験資格

  • だれでも受験可能

実務経験

  • 不要

取得後の利点

  • 業務を行う上で必須の資格
    • 担当技術者として登録するため、従事する業務でのポジションがあがる
  • 給与アップ

取得のための勉強方法とアドバイス

  • 過去の問題をくり返し解く

過去問対策が合格への近道です。
傾向を読み解き、同じタイプの問題が出たときに確実に回答できるようにしましょう。

その他

  • 資格取得後の登録が必要
    ※登録はご自身でしていただきますが、登録に必要な登録料などの諸費用は会社負担となります。

⑥ RCCM※土木に関するもの

難易度

難

実務経験必要

受験資格

※下記のうちどれかひとつ

【学歴での実務経験】

  • 大学院(後期):学位授与後2年以上
  • 大学院(前期):修了後5年以上
  • 大学    :卒業後7年以上
  • 短期大学、高等専門学校、専修学校 : 卒業後9年以上
  • 高等学校   :卒業後11年以上
  • 中学校    :卒業後14年以上

実務経験

※土木分野での土木の知識、技術や土木施工管理の実務経験が必須

  • 実務経験内容は、「建設事業の計画・調査・立案・助言、及び建設工事の設計・管理の業務(以下、「建設コンサルタント等業務」という。)に従事又はこれを管理」した経験とする

取得後の利点

  • 業務を行う上で必須の資格
    • 担当技術者として登録するため、従事する業務でのポジションがあがる
  • 給与アップ
  • 自己のスキルアップ

取得のための勉強方法とアドバイス

  • 自身の実務経験内容振り返り学習する
  • 過去の問題をくり返し解く(出題傾向を把握)
  • 実務経験論文の作成と添削
  • 参考書などで自分の得意・不得意分野を把握
  • 時事情報を収集、理解
  • 国土交通白書を読み込む

その他

  • 資格取得後の登録が必要
  • CPDプログラムにて規定単位取得が必須
    ※CPD200単位/4年間の習得が必要です。これに係わるCOD受講費用、更新費用は会社負担です。
    ※登録はご自身でしていただきますが、登録に必要な登録料などの諸費用は会社負担となります。